家を売るとき、リフォームをした方がいいの?
- かつや 内山
- 2月23日
- 読了時間: 4分

「家を売るとき、リフォームをした方が売れるのでは?」と考える方は多いでしょう。実際、リフォームをすることで物件の魅力を引き出し、より高い価格で売却できる可能性もあります。しかし、リフォームには費用も時間もかかるため、必ずしも行うべきかどうかは慎重に判断する必要があります。この記事では、家を売るときにリフォームすべきかどうかを、メリット・デメリットを交えて解説します。
目次
リフォームのメリット
リフォームのデメリット
リフォームを行うべきかどうかの判断基準
どんなリフォームをするべきか?
リフォームのメリット
1. 高く売れる可能性が上がる
リフォームを行うことで、物件の印象が大きく変わり、買主にとって魅力的な物件に生まれ変わります。特に水回り(キッチン、浴室、トイレ)や外観のリフォームは効果が高く、見た目が新しくなることで付加価値が増し、リフォーム費用を差し引いても売却価格がアップする可能性が高くなります。
2. 早く売れる可能性が高くなる
リフォームされた物件は、リフォームが不要な物件に比べて、買主が「すぐに住みたい」と思うため、結果として売却のスピードが速くなる場合があります。
3. 見た目が良くなることで競争力が増す
周囲に同じような価格帯の物件が多い場合、リフォームされている物件は他の物件と差別化され、選ばれる可能性が高くなります。特に人気の高いエリアでは、競争が激しいため、リフォームによるアピールポイントが大きな武器になります。
リフォームのデメリット
1. 初期費用がかかる
リフォームした後に売却するため、先行投資としてリフォーム金額を支払う必要があります。費用はリフォーム内容により大きく異なりますが、水回りの設備を全て交換する場合は平均で150万〜200万円ほどになります。
弊社の場合、売却した代金の受領後にリフォーム費用をお支払い頂いておりますので、現在お手元にお金が無くてもリフォームが可能です!
2. 売却開始まで時間がかかる
リフォームはすぐに完了するわけではなく、工期が数週間以上かかることが多いです。この間に物件が市場に出せないため、売却開始までの時間が延びることになります。また、リフォームをしている間の居住スペースの確保や生活の不便さも考慮しなければなりません。
3. リスクがある
結果として高く売れなかった場合、リフォーム金額の分がマイナスになる可能性があります。また、リフォームの内容次第では購入希望者の好みに合わなく、購入希望者が再度リフォームを検討してしまう可能性もあります。
リフォームを行うべきかどうかの判断基準
1. 物件の状態をチェック
物件がどれほど傷んでいるか、どの部分がリフォームを必要としているかを冷静に判断しましょう。例えば、壁や床にひどい傷があったり、キッチンや浴室が古くて汚れている場合は、リフォームを検討する価値があります。しかし、単に外観が少し古く見えるだけなら、軽微な掃除や修繕で十分かもしれません。
2. 売却相場と見合うリフォームかを考える
売却価格が適正であれば、過剰なリフォームは避けた方が良い場合もあります。リフォームにかかる費用と、売却後に得られる追加の利益が見合っているかをシミュレーションしてみましょう。
3. 市場の動向を確認
売却を急いでいる場合や、市場の動向が好調であれば、リフォームをせずに現状のまま販売する方が効率的かもしれません。逆に、市場が冷え込んでいる場合は、リフォームして物件の魅力を引き出す方が売却につながりやすくなります。
どんなリフォームをするべきか?
リフォームを行う場合、以下のような部分に手を加えると効果的です。
キッチンや浴室のリフォーム: 清潔感があり、機能的な設備に更新することで大きな魅力を引き出せます。
壁紙や床の交換: 壁や床の傷や汚れを直し、新しいものにすることで物件が明るくなり、印象が良くなります。
外壁や庭の手入れ: 第一印象を良くするために外観を整え、庭や周辺環境をきれいに保ちましょう。
まとめ
家を売る際にリフォームを行うことは、物件を魅力的に見せ、売却価格を引き上げる一つの方法です。しかし、リフォームにかかる費用と時間を考慮し、物件の状態や市場の動向に合わせて判断することが重要です。リフォームを行うことで確実に売却価格が上がるわけではないので、慎重に検討してから進めるようにしましょう。
弊社では不動産業者とリフォーム業者の両方の視点から判断できるため、より安全性の高い提案をさせて頂いております。