手付金とは? 頭金との違いも解説
- かつや 内山
- 3月1日
- 読了時間: 2分

マンションや一戸建てを購入するときに出てくる「手付金(てつけきん)」という言葉。
💭 「手付金って何のために払うの?」
💭 「頭金とどう違うの?」
💭 「払ったお金は戻ってくるの?」
こんな疑問を持つ人も多いですよね!
手付金は、不動産を買うときの「買います!」という意思表示のためのお金ですが、契約をキャンセルすると戻らない場合もあるため、しっかり理解しておくことが大切です。
今回は、手付金の基本ルールや頭金との違いを、分かりやすく解説します!
手付金とは?
手付金とは、不動産の売買契約を結ぶときに支払うお金のことです。
このお金を支払うことで、
・「この物件を買います!」という意思表示になる
・売主に対して「この契約を守ります」という約束になる
つまり、手付金は「本気で買うつもりですよ!」と証明するための前金なんです。
【ポイント】
🔹 売買契約時に支払う(契約が成立した時点で必要)
🔹 物件価格の5〜10%が一般的(例:3,000万円の物件なら150万〜300万円)
🔹 最終的には購入代金の一部になる(無駄なお金ではない!)
手付金と「頭金」の違いは?
よく「手付金」と「頭金」を混同してしまう人がいますが、2つは全く別のものです!
項目 | 手付金 | 頭金 |
目的 | 「この物件を買います!」という前金 | 住宅ローンで借りる金額を減らすためのお金 |
支払うタイミング | 売買契約のとき | 引き渡し時 |
金額の目安 | 物件価格の5〜10% | フルローンなら必要なし |
キャンセル時の扱い | キャンセル内容により戻る | 戻らない |
手付金が戻ってくるケースは?
基本的に、手付金はキャンセルすると戻りませんが、以下の場合は例外です。
① 住宅ローン審査に落ちた場合(ローン特約)
「ローン特約」とは、住宅ローンの審査が通らなかった場合は契約を白紙に戻せるルールのこと。
この特約があると、ローン審査に落ちたときに手付金は全額返還されます!
② 売主側に問題があった場合
例えば…
・売主が契約と違う条件を提示してきた
・物件の重大な欠陥を隠していた
・売主が契約を守らない
こんな場合は、契約が無効になり、手付金は全額戻ってきます!
まとめ
大切なのは「契約書をしっかり確認すること」!
契約前に「手付金の金額」や「ローン特約の有無」をしっかりチェックして、後悔のない不動産購入をしましょう!